【実釣インプレ】ブリズム マグナムスリムは効くのか?大潮の”片潮”で苦戦、アコウ本命とバラシ3枚から見えたこと

岡山・瀬戸内タイラバ攻略

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7月27日、大潮の瀬戸内へ出ました。今回の目的は、ブリズムの新しいネクタイ「EZカーリー マグナムスリム」を実際の海で試すこと。

結論から書くと、アタリはしっかり出ました。アコウとチャリコをキャッチ。ただ、同じ日に3枚もバラすという悔しい結果もセットでした。良かった点も悔しかった点も、そのまま正直に残しておきます。

この日のコンディション|大潮なのに動かない「片潮」

釣行日は2026年7月27日(月)、潮回りは大潮。数字だけ見れば期待の一日です。ところが実際は、朝からなかなか潮が動きませんでした。

大潮でも、こういう日はあります。いわゆる「片潮(かたしお)」と呼ばれる状態です。

  • 満ちと引きのうち、片方だけがしっかり動き、もう片方はほとんど動かない
  • 潮位差の数字は大きくても、動く時間帯が偏る
  • タイラバは潮が動いてナンボの釣り。動かない時間帯はとにかく反応が遠のく

この日は午前の満ちがまさにそれ。タイラバを落としても、ラインはほぼ真下。ネクタイを揺らす力が水中にない状態で、正直かなり苦戦しました。

潮が動かない時間にやったこと

  • 巻きスピードを落として、水押しの弱い流れでも波動が出るように意識する
  • ボトムから5〜6回転を丁寧に、着底の取り直しを増やす
  • 潮が当たる地形(かけ上がり・馬の背)を探してこまめに移動する

結局この日は、潮が少し動き出したタイミングでしか反応が出ませんでした。逆に言えば、その短い時間にどれだけ手数を出せるかが勝負でした。

マグナムスリム、アタリは確かに出た

マグナムスリムは、ブリズムのEZカーリーシリーズのひとつ。同シリーズの「スタンダードシングル マグナム」がボリューム重視の強波動タイプなのに対し、マグナムスリムはその名のとおり細身。ボリュームを抑えつつ、カーリーらしい動きは残すという設計です。

マグナムスリムで釣れたアコウ(キジハタ)。潮が動き出したタイミングでのヒット
マグナムスリムで釣れたアコウ(キジハタ)。潮が動き出したタイミングでのヒット

この日の本命はこのアコウでした。潮がわずかに動き出した瞬間、ボトム付近でひったくるようなアタリ。細身なので、流れが緩い時間帯でも動いてくれている感触がありました。

さらに、カラーを「明滅オレンジ」に替えたところ、こちらでもチャリコ(小型の真鯛)が反応してくれました。

マグナムスリムの明滅オレンジで釣れたチャリコ。カラーを替えて反応が出た一匹
マグナムスリムの明滅オレンジで釣れたチャリコ。カラーを替えて反応が出た一匹

明滅オレンジは、その名のとおり巻いているときに明暗のコントラストが出るカラー。濁りが入った状況や、光量が変わる時間帯で存在感を出しやすいタイプです。この日のように潮が緩く、魚の反応が鈍い状況では、波動だけでなく「見え方」を変えるのも有効だと感じました。

使ってみての率直な印象は、「タイミングが合えばよく当たる」。潮が動かない厳しい状況でもアタリを出せたのは、細身の設計がプラスに働いた部分だと思います。

Brizm(ブリズム)EZカーリー マグナムスリム 3本入

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ただし、3枚バラした。原因を考える

そしてここからが本題です。この日はバラシが3枚。しかも、すべてマグナムスリムでのヒットでした。掛かってからのやり取り中に、すっぽ抜けるようなバラし方です。

同じ日に集中して起きたので、偶然では片付けにくい。思い当たる原因を並べてみます。

  • ①フックの掛かりが浅かった:細身とはいえカーリーは水を受ける。魚がネクタイの先だけをくわえた状態で終わっていた可能性
  • ②潮が緩く、魚の反転が弱かった:タイラバは魚が反転する力を借りて掛かる釣り。流れがないぶん、自動的なフッキングが決まりにくい
  • ③フックセッティングが今のネクタイに合っていない:ネクタイの長さとフックの位置関係を見直す余地あり

ネクタイそのものが悪いというより、「潮が動かない日 × このネクタイ」の組み合わせでフッキングが決まりにくかった、というのが今のところの見立てです。

次回試したい対策

  • フックを1サイズ上げて、フトコロを広く取る
  • アシストラインを少し短くして、ネクタイ先端とフックの距離を詰める
  • 向こう合わせを待ちすぎず、重みが乗った瞬間に巻き合わせを入れる

同じネクタイでこの対策を試して、フッキング率が変わるかどうか。次回の宿題にします。

サブで入れたイグレイSHAもチャリコ

マグナムスリムと並行して、いつものイグレイSHAも投入しました。こちらもチャリコが一匹。

イグレイSHAで釣れたチャリコ。厳しい潮でも安定して反応が出る
イグレイSHAで釣れたチャリコ。厳しい潮でも安定して反応が出る

サイズこそ伸びませんでしたが、「反応を出す」という一点では相変わらず安定。厳しい日に一匹の顔を見せてくれる安心感があります。

イグレイ(IGLAY)SHA タイラバネクタイ

同行者は桜幻のストレート系で40cm真鯛

この日いちばん良いサイズを釣ったのは、じつは同行者でした。使っていたのはがまかつ ラグゼ 桜幻のストレート系ネクタイ。40cmの真鯛をきっちり掛けて獲っていきました。

同行者が桜幻のストレート系ネクタイで釣った40cmの真鯛
同行者が桜幻のストレート系ネクタイで釣った40cmの真鯛

これはけっこう示唆的でした。潮が動かない日は、強い波動より弱い波動が効くという定番のセオリーどおりの結果だったからです。

  • カーリー系(強波動):潮が動く時間帯、濁り、活性が高いときに強い
  • ストレート系(弱波動):潮が緩い、澄潮、低活性のときに食わせやすい

この日の午前のように潮が動かない時間帯は、ストレート系に分がある展開だったと言えます。カーリーで押し切ろうとした自分と、ストレートで丁寧に食わせた同行者。同じ船の上で答えが出た形でした。

がまかつ ラグゼ 桜幻 ストレート系ネクタイ

まとめ|マグナムスリムは戦力になる。ただしフックは詰めたい

  • マグナムスリムはタイミングが合えばよく当たる。細身なので流れが弱い時間帯でも動いてくれる。この日はアコウとチャリコをキャッチ
  • カラーチェンジも効く。反応が鈍いときは「明滅オレンジ」のように見え方を変えるのも手
  • この日はフッキングに課題。バラシ3枚はすべてマグナムスリム。フックサイズとセッティングを見直したい
  • 潮が動かない日はストレート系も必ず持つ。同行者の40cm真鯛がその証明
  • 大潮でも「片潮」の日はある。潮回りの数字だけで判断しない

次回は、フックセッティングを変えたマグナムスリムでリベンジしてきます。同じネクタイで結果が変わるのか、そこが確かめたいところです。

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