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こんにちは、3児のパパです。
9月7日、久しぶりに宇野沖へマイボートタイラバに出ました。実釣は朝6時半から10時半までの4時間。今回のテーマは、しばらく出番のなかったがまかつ ラグゼ 桜幻「メガシングルカーリー」を再投入すること。同行者にはイグレイ Carly SHA(宮一釣具)を使ってもらい、2種類のネクタイで潮の様子を探る作戦です。
結果から言うと、40cmアップの真鯛1枚とチャリコ2枚、同行者に30cm台1枚。数は伸びませんでしたが、「若潮の引き潮は、走り出すまでが長い」という反省と、「ドラグが出た瞬間のラインブレイク」の意外な犯人という、次につながる学びが2つありました。潮の数字と一緒に振り返ります。
今日の潮:狙った「引き」が、なかなか走らなかった
狙いは満潮からの引き潮(下げ)でした。潮見表(宇野基準)では満潮が6時38分、次の干潮が13時18分。「満潮の6時半に出て、下げ始めから引きを追いかける」という組み立てです。ところが、これが今日いちばんの誤算でした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 潮まわり | 若潮 |
| 干潮 | 02:50(143cm)/13:18(約45cm) |
| 満潮 | 06:38(168cm)/21:01(約250cm) |
| 満潮直後2時間の下げ幅(6時→8時) | 168cm→150cm=わずか18cm |
| 下げ全体の潮位差(6:38→13:18) | 168cm→約45cm=123cm |
| 下げ足が速くなる時間帯 | 9時台以降(9時130cm→10時100cm→11時約70cm) |
| 日出/日入 | 05:41/18:23 |
数字にすると一目瞭然で、満潮直後の2時間は18cmしか下がっていません。若潮なので下げ全体でも123cmと控えめなうえ、その動きの大半は9時以降に集中していました。「引きを狙う」こと自体は間違っていなかったのですが、出船した6時半から8時半までは、引きがまだ走り出していない時間帯だったわけです。
潮見表の「満潮・干潮の時刻」だけで組み立てると、若潮・長潮まわりではこの落とし穴にはまります。時刻と一緒に「1時間あたりどれだけ動くか」を見て、下げ足が速くなる時間に合わせて出る。分かっていたつもりで、久しぶりの釣行で抜けていました。
今日のネクタイ:メガシングルカーリー再投入とスイムチェック
私のスタートは桜幻 メガシングルカーリー。厚さ1mmの極厚シングルカーリーで、強い水押しで大きくアピールするタイプです(詳しいインプレはこちらの記事にまとめています)。
出船直後、船べりでメガシングルカーリーの泳ぎを確認しました。動画がこちらです。
ゆったりと大きく波打つ、メガシングルカーリーらしい泳ぎ。潮が動いていれば強い波動が効くはずですが、今日はここから「引きが走らない」現実と向き合うことになります。
同行者はイグレイ Carly SHA。こちらは細身のカーリーで、先月11対0で完敗した因縁のネクタイです。
時系列:沖の50〜60mは沈黙、港前の15mでやっと当たり
6:30〜 沖の50〜60mライン:引きが緩くて不発
まずは沖の50〜60mラインからスタート。深場で下げ始めの流れを拾う作戦でしたが、船がほとんど流れない。ラインが真下に立ったままで、タイラバが「巻いているだけ」の状態です。満潮直後の緩い引きでは、深場のポイントに流れが入ってきませんでした。
港前の15mライン:0.4ノットで、流れた瞬間だけ当たる
見切りをつけて港前の浅場、15mラインへ。ここでようやく当たりが出だしました。ただし流れは0.4ノットと緩く、船が流れているときだけ当たりが出て、止まると無反応という分かりやすい状況。
メガシングルカーリーで当たりは出るものの乗り切らない。そこでネクタイをSTART(スタート)のシリコンネクタイ「マジカーリー」に交換。複雑なカット形状で、かなりの低速でも艶めかしく動くカーリーです。すると、ほどなくして40cmアップの真鯛がヒットしました。

続けて同行者にも30cm台の真鯛。こちらはイグレイ Carly SHAです(写真は撮りそびれました)。時間は9時半前後。潮位で見ると8時150cm→9時130cm→10時100cmと、下げ足が速くなり始めた区間でした。引きの流れがようやく効き始めた瞬間に、魚が口を使った形です。
私のマジカーリーにも当たりは続きます。ただしサイズが伸びず、チャリコ(真鯛の子)が2枚。それでも「動くカーリーに替えた途端に反応が出た」のは事実で、緩い潮でのネクタイ選びのヒントになりました。


この後もぼちぼち当たりはあるのですが、乗らない。緩い潮で追いが弱く、ネクタイの先だけをついばむような当たりが続きました。
潮が通るポイントへ移動:0.7ノット、そしてラインブレイク
港前の流れが緩んできたので、潮が通る別のポイントへ移動。ここでは0.7ノットと、今日いちばんの流れが出ました。
すぐに当たりがあり、ガツンと乗ってドラグが出る。今日いちばんの手応え。……と思った次の瞬間、フッと軽くなりました。ラインブレイクです。
ラインブレイクの犯人は「タングステンヘッドのパイプ」だった
回収したラインを見ると、切れ口はヘッドのすぐ上。ドラグが出るくらいの負荷で、リーダーが一発で飛んでいました。結び目の抜けでも魚の歯でもありません。
思い当たるのは、タングステンヘッドに通っているライン挿通パイプ(チューブ)の劣化です。タングステンヘッドは硬い金属の穴にラインを直接通すと傷むので、樹脂のパイプが入っています。このパイプは紫外線と使用回数で割れたり、ささくれたりする。そこにリーダーが擦れると、強い負荷がかかった瞬間にスパッと切れます。しばらく使っていなかったヘッドを、点検せずに使ったのがまずかった。
対策はシンプルで、釣行前にヘッドのパイプを目視と指先でチェックし、劣化していたら交換パーツに替えること。交換用のパイプは各社から出ていて数百円です。私も帰ってすぐ、手持ちのヘッドを全部チェックすることにしました。40cmアップより大きかったかもしれない魚を、数百円のパイプで逃したと思うと、これは痛い教訓です。
- ヘッドの穴の入口・出口を指でなぞり、引っかかりが無いか確認する
- パイプが白く曇っている・ヒビがある・ズレているものは交換
- しばらく使っていなかったヘッドほど要注意(保管中の劣化)
- ドラグが出るサイズが掛かる前提で、疑わしいものは釣行前に替える
今日の学び3つ
- 若潮の引きは「走り出す時間」を見る。満潮直後の2時間は18cmしか動かなかった。狙う潮が正しくても、出船が2時間早いと緩い潮に付き合うことになる
- 緩い潮では「低速でも動くカーリー」に分があった。0.4ノットでは極厚のメガシングルカーリーより、低速でも艶めかしく動くSTARTのマジカーリーと、同行者のCarly SHAに口を使った。潮が走れば話は別なので、両方持っておく
- タングステンヘッドのパイプは消耗品。ラインブレイクの犯人は魚でも結びでもなく、劣化したパイプだった。釣行前点検と交換パーツの常備を
今日使ったタックル
START シリコンネクタイ マジカーリー
今日の40cmアップとチャリコ2枚はすべてこれ。複雑なカット形状で低速でも艶めかしく動くカーリー。1袋3本入・税込330円前後と手に取りやすい。
ハヤブサ フリースライド カスタムライン保護パイプ SE151
今日のラインブレイクの原因になった「ヘッドのパイプ」の交換用。30cmを必要な長さに切って使うタイプで、実売600円前後。タングステンヘッド向けには同シリーズの「カスタムTGヘッドライン保護パイプII(SE152・5cm×6本)」もあります。お使いのヘッドに純正の交換パイプがあればそちらを優先してください。
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まとめ
若潮の宇野沖、4時間で真鯛40cmアップ1枚とチャリコ2枚、同行者に30cm台1枚。数字だけ見れば渋い日でしたが、「満潮直後の引きは2時間で18cmしか動かなかった」「当たりが出たのは下げ足が速まった9時台」と潮を重ねてみると、次にやることがはっきりしました。
そして、ドラグが出た魚を逃した犯人はタングステンヘッドの劣化したパイプ。今日の釣行でいちばん高くついたのは、数百円の交換パーツをケチったことでした。次の釣行前には、ヘッドを全部点検してから出ます。
※釣行中の潮の流れは船のGPS表示によるおおよその数値です。潮位はいずれも宇野の潮見表の予測値で、ヒット時刻は写真のタイムスタンプから判断しています。

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